雀と米騒動 2024年10月号
スズメは前世紀中から三芳地区の特に中山間地ではそうめったに見ず、食害も問題になるほどではなかった野鳥です。昨今減少していると言われていますが、ヒトの居住範囲と農地の拡大で、一時的に増えていただけかもしれません。そもそも今 […]
代表交代 2024年9月号
今年の刈り取り時期は「令和のコメ騒動」とでも呼ぶべき事態となっています…私自身平成3年の「平成のコメ騒動」前年就農ですので、こういう事態は百姓人生で二度目なのですが、この間農村の疲弊は激しく今回のコメ不足は解消できても、 […]
稲刈りスタート 2024年8月号
暑い日が続いています。地球温暖化が言われて久しいですが、今年は地球温暖化を考えるダボス会議の中で水稲を湛水して栽培することで温室効果ガス、メタンが発生することが問題になりました。たしかに水稲湛水栽培で牛のゲップに相当する […]
サシバ 2024年7月号
サシバと言う猛禽類が居ます。主に両生類と爬虫類を獲物とするハンターなので、夏鳥として日本に渡来する渡り鳥です。餌となる両生類・爬虫類は森と田んぼが隣接しているような環境に多いので、南房総は絶好の生息環境と言えます。ですが […]
ザリガニ大量発生 2024年6月号
蛍まいの田んぼでは毎年ザリガニが大発生!稲の食害が甚大になってきています。昨年6月からアメリカザリガニが条件付き特定外来種に指定され、販売購入頒布と放流及び溢出の可能性がある飼い方が禁止になりましたが、時すでに遅きですね […]
田植え 2024年5月号
今年の田植えもだいたい終了。近年春の気温乱高下に悩まされましたが、今年はそれがなく順調な生育です。こんな中、今年は地球温暖化を考えるダボス会議の中で水稲を湛水して栽培することで温室効果ガス、メタンが発生することが問題にな […]
レンゲ 2024年4月号
レンゲ。牧草としても優秀なだけあって空中窒素の固定能力が抜群です。これがきっちり出来てくれれば、田んぼの肥料はいらないくらいなのです。しかし前世紀末に侵略的外来種であるアルファルファタコゾウムシが来襲大発生で、花も咲かず […]
御歩射(おびしゃ)2024年3月号
南房総では2月から3月にかけて、御歩射(おびしゃ)と呼ばれる農事始めの儀式が房州各地で行われて来ました。 的に向かって弓を射て、あたり具合によってその年の作物の豊凶を占うといった行事なのですが、伝承によると奈良時代元正天 […]
「小龍蝦」 2024年1月号
新年、明けましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします。 イセエビはその髭から中国語名を「龍蝦」と言って、漁獲高は千葉県が全国2位。1位の三重県(伊勢ですね)と合わせて全国シェアの半分ほどの […]
二番穂 2023年12月号
今年は稲刈り早くいつまでも暑かったので、本から育った「二番穂」の生育がおう盛で、刈ろうと思えばお米を収穫することも可能なくらいです。温暖化ですでに二期作エリア化しているかもしれません!? 本来、この実りもヒトが利用できる […]