米 高騰 2025年5月号
今年の田植えもだいたい終了。今年は暖冬ではあったのですが、2月以降低温傾向が続いてこの10年の中では一番遅めな季節の移ろいになっています。田んぼに稲が植わる季節になっていよいよお米が高騰、トランプ新米大統領も「日本はアメ […]
畔塗り機 2025年4月号
念願の畔塗り機を導入しました!農地はただ水を引き込めばたまるものではなく、水と土を混ぜ合わせた状態で目止めをすることで水漏れを防ぎ湛水することができます。水を貯めるための堤防の壁面部分に目止めをするのがこの畔塗り機です。 […]
お米の年間予約 2025年3月号
昨年から国の想定していた量のお米が市場には上がらず、米が消えた!?などと騒いでいますが…結局食糧管理法をコメ余りの中で税金食いの厄介者だからと廃止、30年間米価格を自由競争に任せた結果、米不足を起こすほど生産現場を追い込 […]
マメ科植物 2025年2月号
マメ科植物は自前で大気から肥料作ることができます。だのに自然界を席巻していないのは何故でしょう?土の研究者の藤井一至先生によると「①根粒菌の窒素固定のコストか高いこと。光合成で作った糖を根粒菌に分配しないといけない。②窒 […]
マムシ 2025年1月号
今年は蛇年!苦手な人も多いかと思いますが我々稲作農民にとっては切っても切れない間柄!12年に一回ですので、お付き合いのほどを。マムシは私たちが耕作しているような谷津田が生息適地です。周囲でも結構な人数が咬傷被害を受けてい […]
コメ不足 2024年12月号
今年一年を振り返ると、やはりコメ不足による価格高騰に尽きると思います。昭和末期の私の大学時代、恩師は「食糧管理法護持派」の農業経済学者だったのですが、「だれもコメが余るとは思っていなかったのだよ」と言われていたことを思い […]
減農薬運動 2024年11月号
今季のNHK朝ドラ主人公の家庭は福岡糸島の農家ですね。我々有機農業農民にとっては減農薬運動をけん引した「虫見版」の宇根豊さんの地元、聖地のひとつです。行ったことはないのですが、宇根豊さんには二回も三芳地区まで来ていただい […]
雀と米騒動 2024年10月号
スズメは前世紀中から三芳地区の特に中山間地ではそうめったに見ず、食害も問題になるほどではなかった野鳥です。昨今減少していると言われていますが、ヒトの居住範囲と農地の拡大で、一時的に増えていただけかもしれません。そもそも今 […]
代表交代 2024年9月号
今年の刈り取り時期は「令和のコメ騒動」とでも呼ぶべき事態となっています…私自身平成3年の「平成のコメ騒動」前年就農ですので、こういう事態は百姓人生で二度目なのですが、この間農村の疲弊は激しく今回のコメ不足は解消できても、 […]
稲刈りスタート 2024年8月号
暑い日が続いています。地球温暖化が言われて久しいですが、今年は地球温暖化を考えるダボス会議の中で水稲を湛水して栽培することで温室効果ガス、メタンが発生することが問題になりました。たしかに水稲湛水栽培で牛のゲップに相当する […]