雀と米騒動 2024年10月号
スズメは前世紀中から三芳地区の特に中山間地ではそうめったに見ず、食害も問題になるほどではなかった野鳥です。昨今減少していると言われていますが、ヒトの居住範囲と農地の拡大で、一時的に増えていただけかもしれません。そもそも今年の「米騒動」も作付け生産量の減少が一番の原因です。そして、家庭内消費の減少で、小売り業者の年間見積もりが少なくなってしまったことが大きいのでした。日本は人口減少期に入り、ヒトとスズメは一種の共生関係にあるのでしょうね。中国も共産党政権発足当時に国を挙げてスズメの駆除を行って、害虫が増え大凶作を招いたくらいなのです…