大自然の恐怖 2021年11月号
今年の稲刈りも降雨に苦しめられましたが、まだ雨が続いて田んぼは耕せず、水が溜まって二番穂が錦秋を迎えています。水溜まりにはザリガニがいるのだろうなあ…それを狙ってアオサギやアライグマの姿も。豊かな生態系は輸入資材で地域全体を富栄養化させ、家賃が高くなったヒトは身の回りの動物性タンパク質を利用できないことが、原因であることが皮肉なところです。ただザリガニが多い田には雑草が出ないし、アライグマと競合するのか?今年はイノシシの侵入が少ないです。ヒトの惑星の生態系も刻一刻と進化していくものですが、うまく折り合いをつけながら、生産に生かしていきたいものです。