ひとめぼれ むらの酒

 蛍まいの主力品種のひとつ「ひとめぼれ」。

 育種開発中に、これが近日「ササニシキ」に替わる日本の主力品種となる可能性がある秘密兵器だ!と見せてもらったことがあります。1990年のこと。その後、1993年の大冷害でササニシキが壊滅的被害を受けて、一躍ひとめぼれが代替品種として鮮烈なデビューを飾ることとなります。蛍まいの歴史もひとめぼれと重なるなあ・・・と思い出すこの頃です。

 この蛍まいのひとめぼれを使った特別純米酒「むらの酒」酒造蔵元社長 大塚完氏がこの秋の褒章で藍綬褒章を受章されたようです。千葉県内産のお米でこの味と香りが実現できるとは!?と杜氏さんも驚いたと言うお酒です。

 来る新年、ぜひご賞味ください。

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