桜咲く

 日本人の桜好きは稲作開始の指標となっていたからとも言われています。

 ここのところ気候の温暖化傾向が続いて、学校の入学式まで持たないような年も多くなっていましたが、今年は私の三芳在住25年の中で一番開花が早い記録となりました。

 田んぼの神様が山から田んぼに降りてくる光臨の依り代となるのが、桜の木。その花を愛で、これから始まる農作業にむけて村落の団結を高めるためのお祭りが花見の源流と言われていますが、古代のロマンを感じさせる農耕儀礼だと思っています。

 人類史上これだけ長い間同じ作物を連作し続けることができた場所はないのだそうです。これも日本の稲であるからできたことだと思います。

 この一年で日本の稲作をめぐる環境は著しく変わりましたが、今年も田んぼの作業が始まり ました。

 がんばります!

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