頼朝桜 2022年3月号
今年の大河ドラマは関東武士団による覇権確立と言う視点から描かれ、房総人の描写も多くて(上総介広忠が佐藤浩市さん)興味深い所です。46年前の「風と雲と虹と」で抗争が描かれた高望王の子孫同士(良文流 千葉、上総。国香流 北条、熊谷)が、はじめて担げる共通の神輿が源頼朝だったわけですね。平清盛も高望王の子孫で、彼を担いだ中にも藤原純友一派の末裔が居るのでしょうが… 現在、同じルーシ系民族同士で戦争することになっている東欧の様子を見るにつけ、他人事ではない感覚があります。ウクライナのチェルノブイリからは、福島原発事故の際多大な情報提供いただいていますので、安全を祈るばかりです…画像は房総に落ち延びて再起を果たした源頼朝にちなんで、「頼朝桜」とも呼ばれる河津桜。